2020年11月3日火曜日

グリル野菜のバルサミコソース


グリル野菜のバルサミコソース

何度も言ってるんですが、野菜料理って、絶対ワインと合う

と思うんですよね~ なんでって?ワインも大きく分けると

農産物だからです。


野菜料理の美味しいって味わいの要素として一番重要なのは

青っぽさだと思うんですよね。加熱調理や、マリネなんかで

青っぽいと言うマイナスイメージを逆転させたものが野菜料

だと思うんです。


たとえば、キュウリです。正直あまり好きな野菜ではあり

せん。好きになれない理由は、独特の青っぽさです。でも、

東海漬物のキュウリのキュウちゃんは、超がつくほどの大好

物です。キムチに入ってるキュウリも好きだなぁ~


なんとなくですが、キュウリをあまり好きではない理由って

青っぽさだけだと思うんですよ。これを調味料や加工法で上

く封じ込むことが出来ればいいんですよね。


今回紹介していますグリル野菜ですが、そもそも苦手な野菜

が見当たりません(笑)フライパンンでコンガリと焼き色を

けて、加熱して味を馴染ませたハチミツ+バルサミコのソース

をかけるだけの料理なんですが、フライパンでじっくり加熱

された野菜の甘さと香ばしさに甘酸っぱいソースがかかると

もう味わいの想像がつきますよね^^


合わせるワインは、こんなところで・・・



ボルドーのワインみたいな山県の赤ワイン、しっかりしたチ

リのメルロー、スダチの酸味がリアルに感じられるオースト

ラリアの白、赤ワインを作る品種で作った白の泡です。


どのワインも単体で飲むよりこの焼き野菜と合わせた方が味

わいの幅が大きく広がるのが面白いですよ^^


山形とチリの赤ワインは、どちらもいわゆるフルボディと表

現できる味わいで、ボルドー的な味わいの価値観なんです。

ボルドーのワインの美味しさの要素なんですが、ワインに含

まれる野菜の青っぽさをエレガンスと評価しているのも野菜

料理と通じるモノがあります。


オーストラリアの白は、甘酸っぱさの味わいにシャープなア

クセントを与えてくれますね。きっと、出来上がった焼き野

菜に、レモンやライムをギュッと搾っても絶対美味しいです

よね。


カベルネソービニオンで出来た白の泡ですが、ホント、目を

閉じて飲めば、赤ワインを感じるんですよ。カシスを思わせ

るチャーミングな酸味と果皮由来の青っぽさのバランスがこ

のワインの味わいの本質です。この料理だと、甘く香ばしく

焼きあがったパプリカに甘酸っぱいソースが絡んだのを食べ

つつカベルネの泡をひとくち・・・


もう笑顔鹿出ませんよ^^やってみようかな・・・