2021年12月11日土曜日

たまには小松菜で

最近、葉物が少ないんで、久々に小松菜を買ってみまし
た。ゴボウと人参は、冷蔵庫にあったヤツです。肉気は
豚バラ肉、薬研軟骨、鶏もも軟骨です。豚と鶏を一緒に
って、大丈夫?なんて思いますが、これが、実に美味し
いんです。とりあえず、解凍して、表面の焼〆を実施し
香ばしさの演出をします。

人参やゴボウと小松菜を同じ皿に入れるレシピです。切り
方を変えても、絶対火の通りには時間差がありますよね。

なので、上の画像のように、火の通りの早さで3つのグル
ープに分けて、時間差調理をしていきます。

調味液です。沸騰した調味液に、オイルコーティングされ
た具材が入ると、表面温度が瞬時にあがり、中華の油通し
に準じる、素材の旨味と水分を閉じ込めてくれる効果があ
ります。


人参とごぼう、それに肉気です。加熱前にグレープシード
オイルでコーティングしておきます。

調味液が沸騰したら、一番火の通りの遅いグループを入れ
て、しっかり上下を返して蓋をして、沸騰が始まった時点
から2分加熱します。火加減は、終始強火キープです。

次のグループが、小松菜の軸に当たりますかね。先端の柔
らかな葉っぱの部分とは、明らかに火の通りが遅いですよ
ね。ここの食感って、小松菜の美味しさのかなりの割合を
占めてると思うんですよね。

一番火の鳥の遅いグループの次は、指定時間が経過して、
しっかり上下を返して混ぜ合わせて、沸騰が始まった時
点から1分加熱します。

最後の小松菜の葉っぱです。指定時間経過後、しっかり上
下を返して、蓋をして、沸騰が始まった時点から1分加熱
します。


野菜料理の美味しさの本質って、ひとつの皿の中にある
全ての具材が、完璧にアルデンテになってるかが、一番重
要な事なのかなぁ、って思います。

ここから調味液を詰めて行きます。

化学調味料を使わなくても、調味液を詰めることで、味わ
いの輪郭をはっきりさせることができるんで、食べた時の
満足感が得られます。

しっかり詰めた調味液に具材を戻して、良く絡めたら、完
成です。

果皮のニュアンスが残るロゼのスパークリングに小松菜の
青っぽいニュアンスが絡むと、タンニンのニュアンスが変
わり、味わいに奥行きが出ます。

もちろん単体で飲んでも美味しいんですが、野菜と合わせ
るとワイン自体の味わいが広がるんで、お試しを^^

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